2017/3/27

今日は何もしないことをしていた。具体的にはひたすらアニメを見ていた。アニメといえば4月から放送される『アリスと蔵六』のアニメが楽しみだ。『アリスと蔵六』を含めて、心身二元論的な直感からは「人間ではない」とされるものが人間性を得ていく、すなわち人間の定義が拡張される物語が好きだ。他に挙げるなら、『屍者の帝国』『BEATLESS』『アリス・イン・カレイドスピア』、少し違うかもしれないが『深紅の碑文』など。その他にもたくさんあると思う。どうして自分はこういった物語が好きなのだろう。一般に考えられる人間性の定義に反感を持っていて、それが崩壊する様が見たいのかもしれない。あるいは、「人間ではない」ものたちに移入した感情、見出した「志向姿勢」が正当だと認められて嬉しいとか。それとも、単に「人間ではない」ものたちにも人間性を認められる人間の姿が美しいと感じるのかもしれない。