あらゆるものに価値はない。なぜなら価値とは自身が世界に付与するものだからだ。さて、自分で見出した「価値」に価値はあるのだろうか?これは無限退行の始まりである。それを止めるために、人は超越的なものによって世界に絶対的な価値を与えようとしてき…
神林長平の『言壺』を読み終えた。『跳文』という短編では言葉を通じてユーザーに疑似体験を起こすデバイスが登場する。言葉によって五感的な情景が浮かび上がるということが書かれていたが、少し疑問がある。私が小説を読むとき、あまり具体的なイメージを…
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