2017/7/17

次から次へと課題がやってきて、統計と因果関係についてレポートを書いている。因果関係というものについて、私の基本的な見解はショーペンハウアーの(つまり簡素化したカントの)もので、世界に対して人間の悟性が投げ入れるものだというものである。私たちが投げ入れるということは、生物としての私たち人間という観点からも因果関係について分析することが可能であることを意味する。つまり生物としての生存、進化において、世界に因果関係を見出すことに意味があったのである。逆に言えばそのような有用性がなければ因果関係を見出す機能が進化する理由が存在しないことになる。そしてその有用性についてはいくつか考えられる。まず思いつくものとして将来の予測が可能となることである。ある原因を確認すれば次にそれに対応する結果が生じると予測できる。競争相手よりも先を予想できれば優位に立つことができ、生存する可能性が高まる。次に過去方面を考えてみると、知識の整理ということが挙げられると思う。過去の事象を因果関係という形式に整理することによって記憶が簡単になり、また思い出しやすい。そしてその記憶は将来の予測に役立つことで間接的に適応度を高める。

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