2017/6/29

研究室の先輩のマルブランシュの最善世界説についての論文を読んでいて、なんだかモヤモヤする。神による最善世界の創造プロセスを厳密に分析するという内容で非常にロジカルで素晴らしいのだが、結局何を目的としているのかわからない。神による世界創造を詳しく考えることで私たちの活動に何らかのメリットが存在するのだろうか。しかし神による創造という前提を認めた上でなら、神に創られた世界についての理解を深めるという意義があるのかもしれない。そうすると私が引っかかっているのは神の存在と創造を認めるという点なのだろうか。私は無神論を標榜しているから神について語ることが世界の理解につながるとは思わない。だからこのような論文を読んでもその意義を疑ってしまうとも考えられる。そうすると議論は(私が勝手にヤイヤイ言っているだけだが)研究の意義からして全くの平行線で、解決の見込みがない。

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