読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2017/5/15

デネットの"Sweet Dreams"を読んでいたら以下のような文章に出会った。

One of the themes about qualia that is often presupposed but seldom carefully discussed was memorably made explicit for me by Wilfrid Sellars, over a fine bottle of Chambertin, in Cincinnati in 1971: I had expressed to him my continuing skepticism about the utility of the concept of qualia and he replied: “But Dan, qualia are what make life worth living!” (Dennett 1991, p. 383).

(ページ106).

セラーズ曰く、クオリアは人生を生きるに値するものにしてくれるそうだ。うーん、心理学的唯名論とかいって感覚与件の存在を否定しているのだからクオリアも否定して欲しいと思う。いや、セラーズが主張しているのは感覚与件によって命題的な知識を正当化することの否定であって、その存在自体は否定していないのかもしれない。それならばデネットはセラーズより強いことを主張していることになる。いやしかし本当に感覚与件の存在を否定していないのだろうか。全然自信がないのでそのあたりもっと詳しく読みたい。