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2017/3/21

昨日から体調が悪くて12時間寝た上に2時間昼寝したりしていた。よくこんなに寝れるものだと自分に感心してしまう。遺伝子の適応度という観点からは、ずっと寝ていてたまに起きて生殖するのが最適だという話を聞いてから、寝ているのが時間の無駄だという考え方を捨ててしまった。生きるのが何のためなのかもわからないのに、寝ている時間が無駄だと主張するのは少し早計だろう。

『雨の日のアイリス』というライトノベルを読んだ。

僕はロボットだけど、人間の天国に入れてもらえるでしょうか。(松山剛『雨の日のアイリス』)

ネタバレになるので詳しくは書かないが、以上のような一節にとても感動した。心身二元論に従うなら、人工知能には人間のような魂はない。そして天国や転生といったものによる宗教的な救いが魂の存在やその不滅性に基づくなら、彼女ら人工知能にそのような救いはありえないだろう。人工知能が人間と全く同じ振る舞いをしたとしても、それが「真の」人間でないという理由からそうなのである。そんな宗教は本当に正当だと言えるのだろうか。もし仮に目の前に人間と区別できない機械がいたとして、彼女に絶対に人間のような救いが与えられないということに、私は耐えられそうにない。