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2017/3/3

今日は朝方までアニメ『放課後のプレアデス』を見てうめき声をあげていた。最近「二重スリット実験」の重要な含意を知る機会があったのでその辺りを踏まえて見ると理解が深まる。その含意とは「重なり合った可能性同士が干渉し合う」というものである。二重スリット実験で言えば、観測される前の光の粒子の重なり合った可能性同士が干渉し合うことで「波」であるかのような振る舞いが生じる。さて、『放課後のプレアデス』では「すばる」たち五人は一つの机に集まった(重なり合った)可能性である。彼女らが互いに関わりあって成長していくことは、上記の可能性同士の干渉を意識していると考えることができるだろう。

他に気づいた点として、「みなと」が退院する可能性は存在するというところがある。過去すばるがみなとに初めて出会う場面ではカレンダーにみなとの退院の日付が書かれている。そしてその可能性はすばるによって観測されることで確定するのである。それがどんなに小さい可能性であるとしても、みなとが未来に進める可能性は存在し、それを証明するのがすばるのなのだ。だから最終話で五人だけでなくみなともまた「もう一度同じ運命を繰り返す」という選択肢を選ぶことができたのだと思う。