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2017/3/1

今日も引き続き友人の家で寝ているのか起きているのか曖昧な状態で過ごした。『落第騎士の英雄譚〈キャバルリィ〉』というアニメを鑑賞して、前回見た時と同じく大変感動した。この手のライトノベルには「誇り」という単語が頻出するが、改めてこの概念について考えてみたい。誇りとはすなわち、自分の人生への納得のことだと思う。社会が決めた道徳がいかにもっともらしく見えても、そうすべきだと自身が納得していなければ生の充実は得られない。誰かの目を気にして行動することと、自らの信念に基づいて行動することの間には断絶がある。試合に勝つことや財、権力を得ることより「誇り」が優先するのは、結局のところ勝利や財産に納得が伴わなければ意味がないからだ。このことは幸福という捉えどころのない概念を掴む上で重要な含意を持つように思う。つまり、幸福とは納得することなのだ。どんなに貧しく理不尽に見舞われた人生でも納得が伴えば幸福と言えるし、反対に豊かですべてがうまく行く人生でもそれに納得していないなら虚しいものとなる。